STRUCTURE, NOT PEOPLE

「社員が変わらない」のではなく、
「見えていない」のかもしれない。

── 経営者と社員は、同じ会社で違う景色を見ている

「社員が変わらない」
そう感じることはありませんか。

指示を待っている。
自発的に動かない。
危機感が足りない。

経営を続けていると、
そんなふうに感じる瞬間があります。

そしていつの間にか、
「うちの社員は、変わらない」
と思ってしまう。

でも、もし・・・
その原因が、
人そのものではなかったとしたら。

経営者が見ている景色

経営者の目には、こう映っています。

  • 社員が、自発的に動かない
  • 役職者が、チームをまとめてくれない
  • 頑張っているというけれど、成果が見えない
  • 顧客との約束が守られていないことを、後から知る
  • 現場の状況が、自分のところまで上がってこない
  • 今のやり方をなかなか変えようとしない

どれも、経営者にとっては切実な現実です。

気のせいでも、思い込みでもありません。

社員が見ている景色

一方で、同じ会社の中で、社員はこう感じています。

  • 自分なりに、頑張っている
  • 何をもって評価されるのか分からない
  • 何を期待されているのかも、はっきりしない
  • 会社がどこへ向かっているのか、見えない
  • 経営者が何を見て判断しているのか、分からない
  • 自分の仕事が、会社全体にどうつながっているのかも、掴めない

こちらも、嘘ではありません。

社員は社員で、見えている範囲の中で、精一杯考えています。

どちらも嘘ではない

経営者の言葉も、社員の言葉も、どちらも本当です。

どちらかが、怠けているわけではない。
どちらかが、間違っているわけでもない。

ただ、同じ会社にいながら、
見えている景色が、違うのです。

経営者には見えていて、社員には届いていないもの。
社員には見えていて、経営者まで上がってこないもの。

その差が、少しずつ、すれ違いを生んでいきます。

同じ職場で異なる方向を見る経営者と社員

見えていないもの

では、何が見えていないのでしょうか。

たとえば、こんなことです。

会社の数字
顧客の状況
現場で起きている行動
これからの予定
一人ひとりの役割
期待されている行動
評価の基準
会社の方針と、向かう方向
そして、判断のよりどころ

これらが見えないまま働くことは、

地図を渡されずに、目的地を探すことに似ています。

社員が、考えていないのではありません。

考えるための材料が、見えるようになっていない。

それだけかもしれないのです。

人ではなく、構造という見方

ここで、見方を一つ、変えてみます。

「社員が変わらない」ではなく、

「社員が考え、動くために必要なものが、会社の中で見えているだろうか」に。

主語を、人から、会社のつくりへ移してみる。

すると、これまで人の問題に見えていたことが、
情報と基準が共有されていない、という構造の問題として見えてきます。

人を責めても、会社は変わりません。
けれど、会社の構造は変えることができます。

同じ景色を見られる会社

では、どんな状態を目指せばいいのでしょうか。

会社全体が、同じ景色を見られる状態です。

同じ景色を見るとは、全員を同じ意見にすることではありません。

全員が、同じように考え、同じ行動を取ることでもありません。

同じ数字を見る
同じ顧客の状況を見る
同じ目標と方針を見る
同じ評価の軸を持つ
同じ役割の認識を持つ
同じ判断のよりどころを使う

判断に必要な情報と基準が、共有されている。

そのうえで、一人ひとりが、自分の役割から考え、判断し、動いていく。

景色が共有されたとき、

人は初めて、自分で考え、自分で判断し、自分で行動できるようになります。

同じ職場の現場を並んで見つめる経営者と社員

私たちが見ているもの

私たちAI経営革新株式会社が見ているのは、この景色の差です。

会社が止まってしまう原因を、私たちは、人の性格や意識ではなく、会社の構造として捉えます。

数字も、顧客も、行動も、役割も、評価も、方向性も、判断も。
本来はばらばらに語られがちなこれらを、一つの会社のつくりとして、つなげて見ていきます。

私たちは、人を変えようとはしません。

会社の中で、何が見えていて、何が見えていないのか。
その構造を一緒に整理し、会社全体に景色を通していく。

経営者の判断が、会社全体で使える形になり、
会社自身の力で続いていくところまで、そばで伴走する。
そんな仕事を続けてきました。

人が「自分で考えられる」ように、会社の構造を整える。

それが、私たちの仕事です。

次の一歩

会社を変える最初の一歩は、大きな改革ではないのかもしれません。

自社では今、何が見えていて、何が見えていないのか。

それを、一度、静かに整理してみること。

そこから、会社は変えられます。

経営者の判断が、その人の中だけにとどまらず、
会社に残り、みんなが使える景色になっていく。

その入口となる考え方を、私たちは
「経営の判断を、会社に残す。」というページにまとめています。

もし、自社では何が見えていて、何が見えないのかを一度整理してみたい。
そう思われたら、次のページをご覧ください。

自社では何が見えていて、何が見えていないのか。それを一緒に整理することが、会社を変える最初の一歩になります。

経営の判断を、
会社に残す。